こんにちはクリプトリーマンです。
コインテレグラフの報道にもあるように、インドのオンライン決済大手のビルデスクがCOINOMEという仮想通貨取引所をオープンしました。
インドでは知らない人はいないくらい有名な会社のようです。
▽COINOME(コイノミー)公式HP
https://www.coinome.com/
COINOME概要

- 運営会社はIndiaIdeas.com Ltd.
- 設立は2000年
- 主力事業はオンライン決済サービスのBillDeskで、電気通信、保険、公益事業、金融サービス、教育、エンターテイメント、および電子商取引ビジネスなどで幅広く利用されている
- BillDeskのオンライン決済市場におけるシェアは70%以上
- 決済制度法に基づきインド準備銀行の監督下にある
- 企業価値は10億ドル以上
- 今回COINOMEという仮想通貨取引所を開設
取扱通貨
基軸通貨:INR(インドルピー)
▽取扱通貨
- ビットコイン
- ビットコインキャッシュ
まだ2通貨しかありませんが、今後1年間で20通貨以上を上場させる予定とのことです。
手数料

引用:https://www.coinome.com/pages/fees
成行き売買で0.1%となっており、Bittrexの0.25%にくらべると安いですね。
4つの注目ポイント
- 高いシェアを持つBillDeskの顧客を誘い込むことができれば、短期間で急成長する可能性がある
- 決済技術を強みとしているため安全安心な取引所として期待できる
- BillDeskの決済方法にいづれかの仮想通貨が採用されれば、爆発的な値上がりが期待できる
- インドマネーの流入に期待
ウェブアプリがシンプル
ウェブアプリはとてもシンプルなデザインでした。チャートが見当たらなかったので今後追加されることを期待します。さらに今後はモバイルアプリも提供されることが競争上重要になると考えられるので、ぜひリリースして欲しいです。
セキュリティは、2段階認証とSMS(インドのみ?)がありました。
▽取引画面

インドの仮想通貨市場のリスクと期待
インドにおける仮想通貨規制はまだあまりスタンスがはっきり決まっていないようです。そのため突然規制される恐れがあります。一方で、インド政府は法定仮想通貨ルピーの発行も検討しているようで、狙いとしては高額紙幣を廃止した目的と同じく違法な資金や偽札、脱税などを取り締まる狙いがあるようです。
▽ニュースソース
Indian Government May Issue its Own Fiat Cryptocurrency – Bitcoinist.com
Govt considering its own cryptocurrency | Business Standard News
世界の成長市場の中で中国とインドはとても大きい存在ですが、中国は9月に仮想通貨とICOが規制されてしまいました。インドがどうなるかは分かりませんが、バンガロールなどのシリコンバレー並みのテクノロジー産業と活発な投資マネーが仮想通貨に入ってくれば日本に負けない仮想通貨大国になる可能性もあります。
▽COINOME(コイノミー)公式HP
https://www.coinome.com/
それでは。


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インドマネーの流入期待しています。
いつも丁寧なご説明、ありがとうございます!